前話まで長々と転職活動物語を書いていました。
今回で最終回となります。
15話って区切りがいいですしね(・∇・)!
さて、転職してどうなったかですが、まず今の話をらすると転職してから1年と少し、元気に働いています。
転職して変わったことですが…
①.1担当者として、知識や技術を身につけることができている。
前職では、中途半端にリーダーになってしまったり、技術的な箇所は詳しい派遣の人に丸投げしたりしていました。
たしかにそのような経験も貴重でしたが、この業界にいると、無知なリーダーの下で働きたいと思わないです。
ある程度の知識や技術力、経験があり、質問されたら返し、対等に話せて、なおかつ管理力があるリーダーが必要だと思います。
実際今そのようなリーダーの下で働けており、前職で中途半端なリーダーをし、少し偉そうにしてた自分が恥ずかしいです。
今の職場でもそのうちリーダーという立場になると思いますが、それまでにしっかりと力を蓄えておこうと思います。
②.知名度が上がった
前職も親会社はそれなりの知名度がありましたが、その会社自体はあまり有名ではありませんでした。
それが業界の人ならある程度の人は知っている会社に転職し、大学の友達や地元に帰ってもある程度知ってもらえるようになりました。
これは結構嬉しいことです。
③.給与が増えた
はい。
転職がこれ目的の人も多いぐらい大事な所だと思います。
実際増えました。
基本給も、前職では何ランクか上がって到達するラインにあっさり到達しました。
ネット上の平均給与を見ると、1.5倍ほどの違いがありました。(今の時点ではそんなに急には増えていません。)
現時点でも高いのに、今後の伸びも違うとなると励みになります。
転職して変わったことと言えばこんなものでしょうか。
もちろん他にも勤務地が変わったり、顧客が変わったりとありますが、それはまあ置いておきましょう。
結果、転職してよかったなーと思います。
さて、今後転職を考えている人へのアドバイスですが…
(自分の反省に基づいてます)
①.新卒時代は忘れよう
新卒は学歴や研究の専門性などはありますが、基本的にみんな横一線で同時にスタートします。
人手不足の世の中でもあるので、結構あっさりと選考も通過します。
(ふーいずもすごい確率で内定を稼いでました…)
それが中途採用になると、会社は欲しい能力を持った人を採用します。
自分にどれだけやる気があろうと、その会社がその時欲しいものを持っていないと面接にも辿り着けません。
「新卒の時は思ったより結構通ったからなー」
は忘れましょう。
②.○○に行きたいから転職する!は修羅の道
もちろん○○に行けたらいいなーぐらいは、エントリーする段階で誰しも思うことだと思います。
(ふーいずも本命に受かったとか書いてますがエントリー段階の本命はあっさり落ちてます(笑))
しかし、そこ以外行きたくない!受けない!は若手で、何のコネもない場合は運ゲーだと思います。
社会人歴数年の人が持ってる技術や経験なんてある程度偏っていたりすることがほとんどだと思います。
その偏りがその会社とフィットするかどうかは運ゲーです。
フィットしないとどれだけやる気があってもエントリーでさくっと落ちます。
エントリー段階で志望理由なんてほぼ書く機会がないのでやる気も見せることができません。
どうしてもその会社に行きたい場合は、知り合い繋がりや仕事繋がりでその会社の人と仲良くなり紹介してもらったほうが高確率だと思います。
この業界意外とそんな感じで転職する人も多いです。
③.本当に今転職の必要があるのか
転職は若いうちのほうがやりやすい説もありますが、②で書いた通り、有無も言えないうちに落ちる可能性も高いと思います。
今の会社である程度経験を積んでから…
色んな人と知り合って、会社の話を聞いたり、コネを作ってから…
という選択肢もあると思います。
若手のうちから転職をするということは個人的には結構リスキーだと思います。
転職先が合わなくて、また転職しようと思った時に履歴書には2社の名前が入っています。
ふーいずもとある会社の面接で、
「2年で転職か…今後も転職して色んな会社に行こうと考えてたりしてるの?」
と聞かれました。
その後に会社的には、転々とする人よりも、長く尽くしてくれる人のほうが欲しいと言っていました。
まだ日本にはこのような考えの会社がとても多くあります。
そんな会社にとって短い転職歴はマイナスになる可能性があります。
ふーいずはそんなことを考えずに転職してしまったので、今となっては思い切ったことをしたなーと思います(笑)
アドバイス(?)は以上です。
まだ若手のペーペーが何を言っているんだと言われるかもしれませんが、若手で転職希望の人って結構多いと思うんですよね…
実際、今の職場でも派遣の人で転職を考えているという人がいて相談を受けたりします。
まだ数人しか話は聞いていませんが、
・年収1,000万円狙える会社に行きたいんですよねー
・○○(超有名ゲーム会社)行きたいんですよねー
・今の会社早く辞めたいんですよねー
というような人が多いです。
社会人歴長いベテランの方からすれば何言ってるんだこいつと思われるかもしれませんが、実際こんな考えの若手もいて、ふーいずも近い考えをしていたこともありました(・∇・)…
いやー
夢があるって素晴らしい(・∇・)
そんな人たちへのふーいずの経験から学んだアドバイスです。
バカだなーそんなこと当たりまえだろと思える人は、意外と上手く転職できるかもですね(笑)
そうでない人は一旦自分のスキルや転職理由を見直してみましょう(・∇・)
さて最後になりますが、終身雇用という言葉が危なくなっているこの時代に、1つの会社に尽くすということは逆にリスクになる可能性もあります。
更にIT業界は結構人の出入りが激しいです。
実際、ふーいずの周りの人もすぐに転職は考えていないがとりあえず転職サイトには登録して、キャリアアップが狙えるなら狙うという人も多くいます。
そんな環境で、転職という言葉を一度も考えない人はいないのではないでしょうか。
しかし転職は良いことばかりではなく、リスクもあります。
後悔しないためにも、しっかり調べ、しっかり悩み、しっかり納得してから転職するようにしましょう。
その調べる中の一つにこのくだらない長い経験談が少しでも参考になれば嬉しいです。
何か追加で知りたいことなどあれば気軽に聞いてください。
でわでわ
超大作にお付き合いいただきありがとうございました。